Concept

たった一冊の本が、未来を創る

大学を休学して東北へ向かったきっかけは、高橋博之氏著『だから僕は農家をスターにする』

林業・森林というものに興味を惹かれたきっかけは、畠山重篤氏著『森は海の恋人』

大学卒業後、移住する鳥取県智頭町に巡り合ったきっかけは、渡邉格氏著『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』

ブログを始めたきっかけは、住野よるさん著『君の膵臓を食べたい』


人生の分岐点には、いつも一冊の本があった。

たった一冊でも、あの時、あの場所で読んでいなかったら、僕はいまここにいない。

それは、一期一会の出逢い。

未来が「変わる」なんてことはない。

偶然のことだけれど、しかし振り返れば必然だと感じられる出逢いが、そこにある。

真っ暗な未来のなかに、一本の道を照らしてくれる。

本は、未来を創るのだ。


本は視点、本棚は世界観

同じ本を読んでも、人それぞれ感じ方は違う。

誰かが悲しむ本で、誰かが笑うかもしれない。

誰かが怒る本で、誰かが感動するかもしれない。

誰かがつまらないと言う本で、誰かが夢中になるかもしれない。

本は、筆者が描く世界の見方だ。視点だ。切り口だ。

読者は筆者の視点を借りて、世界を見る。

そして、それぞれに、それぞれの感情を抱く。

それは、十人十色。


そうして積み重なった僕の本棚は、僕の共感する本に溢れている。

多くの視点が集まった本棚。それはそのまま包括的な世界観となる。

本棚は、僕の世界を映す鏡だ。


本棚から生まれる共感を

人の本棚を見るのが好きだ。

人の好きな本を聞くのが好きだ。

自分と違うと、新しい視点をもらえる。

自分と同じだと、新しい仲間が増える。


本棚から生まれる共感。

本棚から生まれるつながり。

それを期待して、まず自分の本棚を公開します。

これが、また新しい未来を創ることを願って。

ぜひ、みなさんのお薦め本も教えてください。